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オドレミン。ワキガや制汗への驚くべき効果を体験しました


緊張や興奮した時など、とめどなく流れるわき汗。

わきの下は普段は腕で閉じられているので蒸れやすく、雑菌が繁殖しやすいのでワキガ臭が出やすい箇所ではあります。

わきの下やワキガ専用のデオドラント剤は数多く市販されているものの、どれも効果が弱かったり、消臭効果が長時間持続できなかったりと、満足いかないものが多いかと思います。

そんな中、インターネットで検索していて、ふと見つけたのが「オドレミン」

どうやらこのオドレミン、多汗症やワキガ体質の人達の間では、知る人ぞ知る必須アイテムのようです。

そこで今回は、そんなオドレミンを実際に使用し、実際のわき汗,ワキガへの効果を確認してみました。

オドレミンは塩化アルミニウム溶液の制汗剤


オドレミンは、(有)皮膚科学研究所が製造し、日邦薬品工業(株)が販売元となっている制汗剤です。

製品に書かれている効能には「わきが(腋臭症)、皮膚汗臭、制汗」とあるように、制汗だけでなく、ワキガにも絶大な効果を発揮する、知る人ぞ知る薬品です。


そんなに絶大な効果を発揮するのであれば、さぞかしいろんな成分が配合されているのだろうと思ってしまいますが、実は有効成分はいたってシンプルで、塩化アルミニウムのみ。

この塩化アルミニウムには、汗を強力に抑制する収斂(しゅうれん)効果があります。

その効果は、病院の皮膚科などでワキガや多汗症治療のために塩化アルミニウム溶液として処方されているほど。それだけ、汗止め剤としての塩化アルミニウム溶液の効果は抜群なのです。

しかし、病院などで処方される塩化アルミニウムの濃度はだいたい20%、場合によっては30%と高濃度の場合もあります。

有効成分が塩化アルミニウムだけであれば一般市販薬でも多くありそうなものですが、塩化アルミニウム溶液は強い酸性を示し、人によっては肌がかぶれたり痒みが伴ったりといった副作用があるため、一般市販薬では高濃度の塩化アルミニウム溶液を販売することは日本の法律では禁止されています。

一方、一般市販薬であるオドレミンに含まれる塩化アルミニウム濃度は13%。市販薬の許容範囲上限の塩化アルミニウム濃度になります。

処方箋のものよりも濃度は低いですが、これでも十分な制汗効果があります。

オドレミンで汗が止まる理由

塩化アルミニウム溶液で汗が止まるメカニズムについては諸説ありますが、未だによく分かっていません。

「塩化アルミニウムが水と結合したものが汗腺に蓋をする」ために汗が出なくなるという説や、「塩化アルミニウムによって汗腺へ炎症を起こすことで汗腺出口を塞ぐ」という説、「塩化アルミニウムを塗布した皮膚内の毛細血管が収縮することで汗の分泌を抑える」などといった説までありますが、経験的に汗を抑える効果を理解しているだけで、明確なメカニズムまでは明らかになっていないのが現状です。

そんな中、「塩化アルミニウム溶液を継続的に塗布すれば、汗腺そのもの汗を作り出す能力を抑えることができる」という、最近の研究成果も出ているようです。

もしこれが本当であれば、多くの人を悩ませていたワキガを、ワキガ手術せずとも塩化アルミニウム溶液だけで治るかもしれませんよ!

いずれにせよ、今後も更なる塩化アルミニウムの制汗メカニズムが明らかになることで、最も効果的な使用方法が明らかになると良いですね。

オドレミンの効果

わき汗を抑制

先ほどの説明にもありましたが、オドレミンは塩化アルミニウムの作用によってワキ汗を抑える効果が第一に挙げられます。

殺菌効果

塩化アルミニウム溶液は酸性であるため、酸による菌の繁殖を抑える効果や殺菌効果もあります。

消臭効果

ワキガ臭の原因物質の多くは、アンモニアやアミン類といったアルカリ性物質です。こうしたアルカリ性物質を、酸性の塩化アルミニウム溶液で中和することで、においを抑える効果もあります。

オドレミンが入手できる販売店

オドレミンは市販品ではありますが、実際にはどの薬局やドラッグストアにも置いてあるわけではありません。オドレミンは製造元の(有)皮膚科学研究所のみで製造されているため、大量生産ができないのが主な理由のようです。

したがって、オドレミンを取り扱っている薬局も少なく、販売元の日邦薬品工業と取引できる、ごく限られた薬局でしか販売されていません。

インターネット専門の販売しているオドレミン直販ストアや、Yahooショッピングや楽天などでも販売しているようですが、いずれも送料が余計に掛かってしまいます。

一部の販売店では、送料無料としているところ(2018年11月現在)もあるようですが、単に送料分を上乗せして販売しているというだけで、実質上は送料分の費用はどうしても掛かってしまいます。

日邦薬品工業のホームページで、製品を取り扱っている薬局リスト「お求め先ご案内」ページがありますので、オドレミンを販売しているお近くの取扱薬局が確認できます。

オドレミンを取り扱っているお近くの薬局へ行けば、確実に最も安く購入できますので、ぜひ確認してみてください。

オドレミンの使用方法

オドレミンのビンを振って出た3滴程の液体を手のひらに取り出し、そのままわきの下へまんべんなくすり込みます。

ここで、オドレミンの用途には書かれていませんが、わきの下にすり込んだ後は、直ちにわきの下をドライヤーの冷風などでしっかりと乾燥させます。オドレミンを使用する際、この乾燥作業がポイントになります。

オドレミンの主要成分である塩化アルミニウムは、水溶液の状態では強い酸性を示すため、色物の衣類に付着してしまうと変色や脱色する可能性があります。

また、液体の状態で長時間皮膚上にあると、かぶれや痒みが伴うことがありますので、多少面倒でもこの乾燥作業はおこなった方が良いでしょう。

そしていったん乾燥したら、あとは特別何もしなくて大丈夫。1日のうちに何度も塗布する必要はありません。

塗布から24時間ほど経過してからの入浴や、石鹸で塗布したわきの下を洗っても、効果が落ちることはありません。

いったん効果を発揮してしまえば、1日以上は確実に効果は持続します。週2回ほどの塗布だけでも十分効果が得られているという人もいます。

オドレミンを実際に使用してみた


それでは実際にオドレミンを使用してみました。

ちなみに被験者である筆者は、重度の多汗症まではいかないにしても、通常の人よりは汗の量は間違いなく多い方です。少しの運動や外仕事でも、帽子の縁から汗が滴り落ちるほどの汗っかき。

わきの下からの汗も凄く、Tシャツもビチョビチョになるくらい。さらに軽度ですがワキガもあります。


フタを開けると比較的大きな穴が空いているため、容器をちょっと傾ければ中身が出ると思っていたら、表面張力が効いているためになかなか出てこない。逆さにしてしっかりと振らないと出てきません。


オドレミンを手にとってみると、透明で色は付いておらず、普通の水のようにサラサラ。

使用する量は、容器を3回振って出てくるこの程度で十分。これを片方のわきに塗布していきます。

最初に手にとった感想は、「こんな水みたいなので本当に効くのかな?」というのが正直なところでした。

まずは毎日入浴後に1回、オドレミンをわきの下へ擦り込むようにして塗布します。その後、ドライヤーで塗布したオドレミン溶液を乾燥させていきます。

ちなみに、擦り込んだ後は、必ず手に付いたオドレミン溶液をすぐに洗い流してください。手に付いたまま目などの粘膜のある箇所に触ってしまうと、痛みや痒みを生じることがあるので、注意してください。

最初に塗布した翌日は、Tシャツが若干湿った程度のわき汗をかいてはいましたが、この時点だけでもワキガのにおいは全く感じられませんでした。

2日目以降、ちょっと体を動かす外仕事をすると、わきの下以外の箇所は相変わらず多量の汗をかいていましたが、わきの下だけは完璧に近いくらい汗が抑えられていました。当然、わきの下の汗が出ていない分、当然のことながらワキガのにおいは皆無。

普段はこのくらいの作業だとわき汗をかなりかくのですが、オドレミンを塗布したわきの下だけ汗をかいていないことに驚きです。

しかも、1日に何回もオドレミンを塗布しているわけではないのに、終日わき汗がほぼ完璧に抑えられているのは凄いと思います。

塗布後4日目くらいから、じっとりとわき汗が出て、多少のにおいも出始めるようにはなりました。それまでは入浴時も石鹸でわきの下を丁寧に洗っていましたが、それ以外はオドレミンの追加塗布などしなくとも、わき汗やにおいが出ることはほとんどありませんでした。

それでも、元のわき汗量と変わらなくなるまで、1週間以上はかかったので、持続性はかなりのものだと思います。

塗布量や個人差によっても、持続期間は異なるとは思いますが、現時点でもこれだけの抑汗効果は素晴らしいと思います。

オドレミンによる代償性発汗の可能性は?

オドレミンを使用すると、塗布したわきの下に汗をかかない代わりに、わきの下から本来出るべき汗の量が他の部位で出る「代償性発汗」があるという噂は、インターネット上でもちらほら見られます。

しかし、筆者が実際に試した限りでは、代償性発汗であると実感できるほどの明らかな汗の出方は確認できませんでした。

体全体の表面積に対してわきの下が占める割合は1〜2%程度であることを考えても、厳密には代償性発汗は多少なりともあるのかもしれませんが、そんなに大したことないのは誰でも分かりますよね。

そもそも代償性発汗が起こるほど、広範囲に汗の出を止めているわけではないので、実際に大きな差として感じていなければ、代償性発汗に関しては全く心配をする必要はないと思います。

オドレミン使用上の注意点

かゆみを伴うので、肌の弱い人は注意

オドレミンは強い酸性溶液であるため、人によってはかぶれや痒みを伴うことがあります。使用するたびに肌のトラブルが生じるようであれば、使用を控えた方が良いでしょう。

しかし、実際に使用した感想としては、日によっては多少痒みを伴う場合も確かにありましたが、平均してそんなに大きな痒みを感じることはありませんでした。慣れも多少はあるかもしれません。

塩化アルミニウムは、水に溶けた状態の水溶液で酸性を示すので、乾燥させておけば、酸性を示すことはありません

実際に塗布後に乾燥しないままでいたら、痒みは出ました。やはり塗布直後の乾燥作業は必須ですね。もし痒みが強く出るようでしたら、水で薄めて使用するのも良いでしょう。

いったん乾燥してしまえば、その後はたとえわずかなわき汗で湿ったとしても、ワキガの原因物質を分泌するアポクリン汗腺によるアルカリ性の汗によって中和されるので、大きな痒みを感じることはありませんでした。

ただし、疲れ気味の時や若干体調が優れない時などに痒みを感じたことはありました。

また、わき毛が生えている部分から少し外れた箇所に付着した際にも、若干痒みを感じたことはありました。ただし、かきむしるほどの痒みを感じるまでには至りませんでした。

その時の体調によって皮膚のコンディションが大きく変わる方などは、注意が必要かもしれません。

粘膜や傷のある箇所近くへの使用はダメ!


オドレミンは強い酸性を示すため、粘膜や傷がある箇所に使用すると、沁みたり炎症を起こしたりする可能性があります。

カミソリなどでわき毛の処理をした直後は、毛穴周辺に傷が残っている場合がありますので、使用は控えた方が良いでしょう。

乳首や陰部のワキガであるチチガやスソガにも効果はあるでしょうが、とてもデリケートな部分のため、これらの部位へのオドレミンの使用は控えた方が無難でしょう。

顔汗が多いからといって額にオドレミンを塗布するのも、目や口などへの侵入の可能性もあるため、控えた方が良いでしょう。

衣服が変色する可能性

今回、オドレミンを1ヶ月間使用してきましたが、使用している間は衣服の色が褪せたり、変色したりといったことは起こりませんでした。

少なくともオドレミン塗布後にきちんと乾燥させていれば、衣服への変色などの心配を過度にする必要はなさそうです。

ただし、オドレミンの液を直接衣服に付着させてしまうのはNG。水溶液では強い酸性を示すため、衣服が脱色、変色してしまう可能性大ですので、注意しましょう。いずれにしても、塗布後の乾燥作業は必須です。

「オドジェルミンNEO」や「オドジェルミスト」のオドレミン派生商品も

オドレミンは水のようにサラサラとした液体ですが、もっと使いやすいようにと、タイプの異なる派生商品もあります。


スプレータイプの「オドジェルミスト」やジェルタイプの「オドジェルミンNEO」がありますが、いずれもオドレミンを製造している皮膚科学研究所とは全く別の会社が製造,販売しています。

だからと言って特に内容量や濃度が大きく異なるわけではないので、ご自分の好みにあったタイプを選べば良いと思います。筆者の好みとしては、わきの下に満遍なく塗布しやすいオドジェルミンNEOが良さげだなとは思いますけどね。

まとめ

以上、ワキガや多汗症に高い効果を発揮する塩化アルミニウム溶液「オドレミン」を実際に使用し、使用感や効果のほどを述べてみました。

オドレミンを実際に使用して最も実感できたのは、汗を抑える効果。1回の塗布で数日間もこれだけの汗を抑えることができるというのは、正直驚きでした。

わき汗やワキガで悩んでいる人や、市販の制汗剤では効果を実感できない人、1日に何度も汗のケアをするのが億劫な人などには、最適な制汗剤であると言えます。

その一方で、刺激が強いために、使用する箇所やその日の体調などによって使用が限定されてしまいます。乾燥肌,肌荒れしやすい人などが使用するには、注意が必要です。

今回はわきの下にのみ使用してみましたが、少なくとも軽度のワキガであれば、間違いなく期待した効果は得られるはずです。

今後も引き続きオドレミンを使用し、また気付いたことがあれば情報を更新していきたいと思います。

【参考】
オドレミン直販ストア
・「オドレミン」日邦薬品工業株式会社

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